樂美術館
新春から立春・節分にかけて、華やいだ粋な樂家の歴代の作風を展観致します。
特に本展では樂家で毎年執り行われる正月飾りや伝統行事に焦点を合わせて展覧会を構成致します。樂家では毎年正月には広間「翫土軒」にて初点てが行われます。特に陶家ならではの行事「手始め式」が4日に執り行われ、当主がその年の歳徳神の方角に向かって、赤樂、黒樂の茶碗下地を手捏ねします。当主が終えると次代を継ぐ子息が同じように手捏ねを行います。その後、窯場、稲荷、等に備えられた鏡餅が下げられ、その切り餅の雑煮を祝った後、「翫土軒」で初点てを行います。伝統技法を伝承する大切な行事、また初点てで使われる道具も決まっています。例えば、軸は狩野探幽の宝珠之絵、主茶碗には今回出品の宗入黒樂茶碗「亀毛」と「梅衣」が隔年ごとに使われることが了入以来の習わしとなっています。
その他にも、七草の式、14日「焼初め式」、2月の「初午」と樂家ならではの行事が続きます。全てを再現し、お伝えですることはできませんが、歴代作品の中から陶家・樂家ならではの春の装いをご覧いただければと存じます。
| 場 所 | 樂美術館 京都市上京区油小路通一条下る TEL 075-414-0304 |
|---|---|
| 入館料 | 大人800円 大学生600円 高校生300円 中学生以下無料 |
| 開館時間 | 10:00-16:30 (入館は16:00まで) |
| 休館日 | 月曜日(祝日は開館) |
長次郎が千利休の侘茶の思想をくみとり、手捏ねの赤樂茶碗、黒樂茶碗を制作したのは桃山時代天正年間(1573〜1592)。以来今日まで400余年、樂家はその伝統を受け継ぎ、それぞれの時代の茶の湯精神を反映しながら様々な茶の湯の焼き物を制作してきました。樂美術館では、400余年にわたって樂家に伝えられた歴代作品を収蔵しています。それら数々の作品は樂家歴代が手本として後世に大切に伝えてきたもの、歴代はそれらの作品から多くを学び自らの制作、創造の糧としてきました。樂美術館には樂焼450年の伝統のエッセンスが詰まっています。
春期特別展では、初代長次郎から15代吉左衞門まで、樂歴代の代表作を一堂に展観致します。特に今回は、利休の娘婿である万代屋宗安所持の知られざる名碗、長次郎作黒樂茶碗と本願寺伝来として名高い道入作黒樂茶碗「唐衣」の秘蔵の2作を特別初公開致します。
伝統の陶家に伝えられた樂焼450年の歴史をお楽しみ下さい。
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| 場 所 | 樂美術館 京都市上京区油小路通一条下る TEL 075-414-0304 |
|---|---|
| 入館料 | 大人900円 大学生700円 高校生300円 中学生以下無料 |
| 開館時間 | 10:00-16:30 (入館は16:00まで) |
| 休館日 | 月曜日(祝日は開館) |
2004年9月8日~12月19日
2003年9月7日~12月21日
2000年9月12日~12月17日
PartⅠ 1990年3月6日~5月24日
PartⅡ 1990年6月1日~7月29日
1985年10月1日~11月15日
1998年10月1日~11月15日
1988年10月7日~11月23日