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樂吉左衞門著「茶室をつくった。」(淡交社)が刊行されました

樂吉左衞門館は設立以来、AACA賞(日本建築工芸美術協会)、BCS賞(建築業協会)、日事連建築賞優秀賞、JID賞ビエンナーレ大賞(日本インテリアデザイナー協会)等、13の賞を受賞しました。 樂吉左衞門の著書「茶室をつくった。」(定価2800円)が淡交社より刊行されました。
全国の書店にて好評販売中です。樂美術館でもお求めいただけます。

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2007年の9月に開館した、佐川美術館樂吉左衞門館の建設の
始動から完成まで、書き連ねてきた私の建築日記を一冊に
まとめたものです。
2002年以来5年間にわたり建築と向き合ってきた日々
気持ちは大いに揺れ動き、迷いや喜びとともに、様々な人に出会い
延べ800人を越える人々の努力・心情が結集し実を結んだ事実、
この建築という大家族のこと、茶室のこと茶の湯のこと。
こんなにも、産みの苦しみ、喜びを包含して立ち上がった事実を
子供の巣立ちを見送るような気分にも似て、
この過ぎし記憶を少しでも形あるものとして語り継ぎ、
美術館の旅立ちに添えてこの本を共に送り出したく思いました。
誠に恥ずかしい赤裸々な心情をお目にかけるのは無粋なことと
心底恐縮に存じます。
ご高覧いただきますれば幸いです。

樂吉左衞門 拝             

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